これからベビーベッドの購入を考えている方は、いつまで使えるのかを重要視している人が多いですよね。
実際に、一年や二年で使わなくなったという人が多いので、購入を悩まれる方が多いのも納得です。しかし、今の時代、購入しなくてもレンタルも出来ますし、何と言ってもベビーベッドを使うことによるメリットが非常に大きいのです。
そこで、この記事では、「ベビーベッドはいつまで使うのか」について紹介します。
また、それに加えて、
- ベビーベッドの必要性
- ベビーベッドを使い終わったあとはどうするのか
についても触れていますので、併せてご確認ください。
ベビーベッドは、値段が高くないので、しっかり事前に確認してから購入することをおすすめします。
Contents
1. ベビーベッドの必要性
まず、そもそもベビーベッドは必要なのでしょうか?
結論から言うと、絶対に必要というわけではありませんが、下記の3つの理由より私はベビーベッドの使用をおすすめします。
- 子育ての負担を軽減できる
- 安全性を高める
- 衛生的である
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1. 子育ての負担を軽減できる
まず、私がベビーベッドをおすすめする一番の理由は、子育ての負担を軽減できるということです。
子育て中は、おむつを替えたり、ミルクを飲ませるために赤ちゃんを何度も抱きかかえたりと腰に相当の負担がかかります。
しかし、ベビーベッドがあるだけで、高い位置から赤ちゃんを持ち上げることが出来るので、腰の負担がかなり軽減されるのです。
たったそれだけとお思いの方もいるかもしれません。
ただし、子育て中のママさんは、毎日何十回も赤ちゃんを持ち上げるので、その負担が少しでも減るのは非常に嬉しいですよね。
子育ての負担を軽減できるだけでなく、幼いころから一人で寝る習慣がつくのもおすすめのポイントですね。
1-2. 安全性を高める
大切な可愛い赤ちゃんの安全を少しでも高めたいのは、どの親御さんにも共通ではないでしょうか?
実は、ベビーベッドを使用することで次の2つの危険を防ぐことができ、安全性を高めることができるのです。
- 窒息死を防ぐことができる
- こどもが走り回っても大丈夫
具体的に一つずつ説明していきます。
窒息死を防ぐことができる
テレビを見ていると、幼い赤ちゃんが不慮の事故で窒息死をしてしまったという悲しいニュースを一度は見たことがある方も多いと思います。
赤ちゃんが窒息死をする理由のほとんどは、
- ミルクを飲んだ後にゲップをさせなかったこと
- 寝ている時に不慮の事故が起きてしまったこと
の二つです。
一つ目は背中をさすってあげることで解決しますが、二つ目の寝ている時の不慮の事故はベビーベッドを使用することで解決することができます。
大人用の寝具で赤ちゃんを寝かせていると、マットレスが柔らかくて顔が埋まってしまったり、布団がかぶさって窒息する場合があります。
実は、赤ちゃんにとって、普段私たちが当たり前に使用している大人用の寝具はかなり危険が多いのです。
それに対して、ベビーベッドは、マットレスは固く、掛布団も非常に軽いので窒息の可能性が非常に低くなります。
その他にも、赤ちゃんを窒息させない方法は下記の通りです。
引用元:マットレスに顔埋まり、布団が首に巻き付き…5年で就寝中の窒息死160件
兄弟(姉妹)やペットが走り回っても大丈夫
兄弟(姉妹)やペットがいる場合は、元気いっぱい家の中を走り回ることもありますよね。
その時に、赤ちゃんを床に寝かせていると、どうなりますか?
誤って赤ちゃんを踏んでしまったり、先ほども少し触れましたが何かの拍子に布団が赤ちゃんの顔を覆い、窒息死を誘発してしまうことも・・・
そんな心配はしたくないですよね。
なので、私は兄弟(姉妹)やペットがいる方には、強くベビーベッドをおすすめしています。
1-3. 衛生的である
ベビーベッドを使用すると当たり前ですが、床に布団を敷くよりも高さが生まれますよね。
一般的に床から50cmくらいの高さまでは、常にほこりが舞っていると言われていますので、ベビーベッドを使うことでほこりを軽減できます。
生まれたばかりの赤ちゃんが、たくさんほこりを吸うと咳が出てしまい、ひどくなると肺炎や喘息などになる可能性も・・・
少しでもそれらの可能性を低くして、衛生面を強化しましょう!
2. ベビーベッドはいつまで必要か?
ベビーベッドの必要性についてはご理解していただけましたよね。
では、実際にベビーベッドはいつまで必要なのでしょうか?
今までの経験上、次の3つのタイミングでベビーベッドを卒業している人が多い傾向にあります。
- つかまり立ちが出来たタイミング
- 使用期限がきたタイミング
- 窮屈そうにしているタイミング
どれも非常に大切ですので、一つずつ解説していきますね。
2-1.つかまり立ちが出来たタイミング
最も一般的なベビーベッドを卒業するタイミングは、つかまり立ちが出来るようになった時です。
なぜなら、つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんが柵を越えて落ちてしまう可能性が出てくるからです。
「まさか、越えることはないだろう」と楽観的に考えてはいけません。
赤ちゃんは頭が重いので、身を乗り出してしまうと非常に落ちやすいのです。
赤ちゃんの成長にもよりますが、だいたい生後8ヶ月ほどでつかまり立ちをし始める赤ちゃんが多いです。そのため、生後8ヶ月ころを一つの目安にしていただければと思います。
2-2.使用期限がきたタイミング
続いては当たり前ですが、非常に重要です。
ベビーベッドを使用するのは、使用期限がきたタイミングまでにしましょう!
一般的に、ベビーベッドの使用期限は、赤ちゃんが生まれてから24ヵ月、つまり基本的に二年とされています。また、それに加えて、耐荷重も確認しておきましょう。商品によりけりですが、約15~20kgまでの場合が多いですね。
これらの数値を守り、安全に使用しましょう。
2-3.窮屈そうにしているタイミング
先ほど「使用期限がきたタイミング」と伝えましたが、赤ちゃんの成長は人によって大きく異なります。
中には、2歳になっていないのに大きく育ち、寝がえりをすると窮屈そうにしていたり、体をベッドにぶつけている場合はベビーベッドの卒業のタイミングです。
窮屈なところで寝ているとストレスもたまりますし、のびのびした状況で気持ちよく寝てほしいですよよ。
普段からよく赤ちゃんの様子を見て、我が子にとって快適な生活を心がけましょう。
3. ベビーベッドの卒業後はどうすれば良いのか?
最後に補足として、多くの家族で行われている方法を紹介いたします。
ベビーベッドを使い終わった後は、みなさんお子様とどのように寝ているのでしょうか?
知っておいて損はないはずです。早速見ていきましょう。
3-1.川の字で寝る
寝返りや寝返り返りができるようになれば、川の字で家族仲良く寝る方が多いです。
ちなみに、寝返り返りとは、寝返りをした後に再び元の姿勢に戻ることを意味します。
これが、できないとうつ伏せの状態のままで窒息死を招いてしまいます。
また、家族で寝相が悪い人がいる場合は次に紹介する子ども用のベッドを用意してあげてくださいね。もし、寝相も問題ない場合は家族仲良く寝るのが一番ですよね。
3-2.子ども用ベッドを用意してあげる
もう一つの選択肢は、ベビーベッド卒業後に、子ども用のベッドを購入してあげるという方法です。
ただし、場所をとるので比較的家が広く、さらにもう一台ベッドを買うだけのお金に余裕がある家庭でないと少し厳しいですよね。
ただし、川の字で寝る時よりも衛生的にも良く、幼い時から一人で寝る訓練ができます。
まとめ
いかがでしたか?
正直ベビーベッドは、処分するのが面倒です。
ただ、今まで説明してきた通り、ないよりもあった方が良いことは間違いありません。
使わなくなったら、処分するのではなく、友人や知り合いに渡したり、メルカリなどに出すという方法もあります。
ぜひ、我が子のためにベビーベッドを検討していただければ幸いです。