「トイレトレーニング、上手にできるかな?」と不安に思っている子育て世代のご家庭は多いですよね。
トイレトレーニングは、育児の中でも大きな壁のひとつです。そこで今回は、トイレトレーニングを始めるためのコツや、おすすめ商品をご紹介します。
ぜひ参考にして、トイレトレーニングをスムーズに取り組んでみてくださいね。
Contents
1.トイレトレーニングとは
トイレトレーニングとは、これまでおむつの中でおしっこやうんちをしていた赤ちゃんが、大人と同じようにトイレで排泄できるようにするために練習をすることです。
トレーニングを始める前は、ずっとおむつを使っていたので、「おしっこをしたい」「うんちが出そう」という感覚をつかむところからスタートしなければなりません。
また、小さい子供はトイレという存在自体が何なのかを知りません。よって、どのように行えば良いのかを詳しく教えてあげることが必要です。
トイレトレーニングで最も大切なことは、個々の子どもの成長に合わせて練習していくことです。始める時期も、完了する時期も個人差があります。親は焦らずに、ゆっくりと見守っていきましょう。
2.トイレトレーニングはいつからはじめるの?
トイレトレーニングをいつ始めたらいいのがについては「歩行やお座りがしっかりできる」「おしっこの間隔が空いている」「言葉で意志疎通ができている」といった、いくつかの始めるサインがあります。
一般的に、1歳7~8ヵ月以降だと、簡単な問いかけに「うん」「イヤ」といった言葉で対応することができるようになります。また、そのころから運動能力も次第に発達してきます。
ただし、発達には個人差があるため、お子さんの心や身体がトイレに行くための準備ができているのかしっかり観察してから、トイレトレーニングを開始しましょう。お子さん一人ひとりに合わせて開始時期を決めてあげることがとても大切なのです。
実際に、トイレトレーニングを始めた時期で最も多いのが2歳~2歳6ヵ月です。しかし、1歳代から3歳代の間でかなりばらつきがあるのが事実です。
また、トイレトレーニングに一番おすすめの季節は、春から夏です。この理由は薄着になる季節のため、トイレに行ってもすぐにズボンやパンツを脱ぐことができるからです。さらに、洗濯物も乾きやすい気候なので、おうちのかたの負担が少なくて済みますよ。
秋から冬にかけては、厚着になってしまうので、どうしても衣類の着脱に時間がかかってしまいます。また、寒い季節だと分厚いトレーニングパンツは乾きにくいです。よって、可能であれば春から夏にかけて開始できるといいですね。
3.トイレトレーニングはどのようにするの?
①トイレの存在を知ってもらう
トイレトレーニングが難しいのは、「食事」や「着替え」とは違い、トイレで排泄するということを、お子さんが普段の生活で目にすることがないためです。まずは、お子さんが未知である「トイレに行く」という行為に、興味をもってもらうということからスタートする必要があります。
実際に、おうちのかたがトイレに行くのを見せてみましょう。また、ペットがいるご家庭であれば、ペットのおしっこやうんちを一緒に観察してみるのもいいですね。
さらに、「うんち」や「おしっこ」という言葉の意味について知ってもらうため、絵本や動画、スマートフォンのアプリなどを使うと、お子さんが興味を持ってくれるのでおすすめですよ。
②トイレの便座に座ってみる
お子さんが少しずつトイレに興味を持ち始めたら、一緒にトイレに入るよう誘ってみましょう。そのとき、トイレのイメージを良くするために、トイレの中は明るく清潔にしておくことが重要なポイントです。
もしお子さんがいやがらなければ、補助便座やおまるに座ってもらいましょう。ここではまだ、トイレに慣れてもらうのが目的です。なので、無理に座らせる必要はありません。お子さんの様子を見ながら進めていきましょう。
もし、お子さんがトイレに入るのを嫌がる様子であれば、もう一度ステップ1に戻ってみましょう。
③日に何度かトイレに行けるようになる
お子さんがトイレに行くことに抵抗がなくなってきたら、食事の前後や出かける前、起床直後や就寝前といったタイミングをみて、おうちのかたがトイレに誘ってみましょう。
トイレに行ったときに上手におしっこやうんちができた場合は、「おしっこが出たね」「うんちがでたね」とお子さんと一緒に言葉で確認をしましょう。
そうすると、そのうち自分から「おしっこが出た」と言えるようになってきますよ。
④お子様から「トイレ」と言えるようになる
トイレトレーニング初期は、おうちのかたが生活の区切りなどで、数時間おきにトイレに誘ってみましょう。そして便座に座る習慣をつけてみましょう。
そして、上手におしっこやうんちができたら、たくさんほめてあげましょう。偶然できたとしても、うまくトイレができた経験を繰り返していくうちに、お子様自ら「トイレに行く」と言えるようになってきますよ。
⑤パンツ(トレーニングパンツ)を履いてみる
トイレでおしっこやうんちをすることが成功するようになってきたら、まず昼間だけパンツやトレーニングパンツを履かせてみましょう。
おむつでなくパンツを使うと、「自分がおしっこした」という感覚がわかります。パンツの中で排泄すると、「濡れてしまって気持ち悪い」と感じるようになります。
そこから、「おしっこやうんちをしたくなったらトイレに行こう」という気持ちが芽生えるようになるのです。
ここまでくれば、トイレトレーニングはほぼ成功になります。ただし、何度も失敗を繰り返すことは当然のことです。おうちのかたは叱らず、大らかな気持ちで接してあげることが大切です。
⑥外出時・夜も挑戦
外出時と夜の対応がトイレトレーニングの最終ステップとなります。
まず、外出時は事前の準備が大切です。日中にパンツで過ごすことができるようになってきたら、今度は外出時のトイレに挑戦してみましょう。外出時は、公園や児童館といった失敗しても大丈夫な場所を選び、子ども用のトイレがある場所を事前に調べておきましょう。また、脱ぎ着しやすい服装でお出かけをし、着替えは多めに用意しておくと安心ですね。
さらに、夜のおねしょがなくなるには身体の成長が必要です。夜におしっこが出なくなるためには、昼間のトイレトレーニングとは別に、おしっこを溜めるための身体の発達が必要なのです。
具体的には、朝までのおしっこを溜められるくらいに膀胱が大きくなることと、夜熟睡するときに分泌される「抗利尿ホルモン」が働くことの2つが必要になります。
抗利尿ホルモンとは、夜の間尿の量を減らして、朝までもつようにする働きのあるホルモンです。これが十分に分泌されるようになるのは、10歳くらいだとされています。
お子様が昼間トイレに行くことができても、夜だけおねしょをしてしまう場合は、膀胱の大きさが十分でない場合が多いです。その場合は、夜だけはオムツを使用しましょう。朝確認をして、オムツが濡れていない日が続いていれば、パンツに移行して大丈夫です。
4.お子様にとってトイレは不安がいっぱい
私たち大人が普通に使用しているトイレも、実は子供にとっては不安がいっぱいなのです。
・足がぶらぶらしてしまって、踏ん張ることができない
・座るところが高いので怖い
・失敗したら怒られてしまうかも?
このような負の感情がある場合、トイレトレーニングはなかなかはかどりません。小さなお子様からすると、洋式トイレは高くて落ち着かない場所なのです。
そんなときにおすすめなのが、『トイレステップ』
ステップを設置することにより、お子様が一人でトイレに上がれるようになり、トイレの度にお子様を抱き上げる負担から解放されますよ。
また、両足をステップに乗せることで、お子様はしっかりと踏ん張れるようになるため、排便もスムーズになります。
5.おすすめ商品のご紹介
①踏み台 トイレ 木製 おりたたみ こども 子供 幼児 トイトレ トイレトレーニング 補助 様式 トイレステップ
- 踏み台 トイレ 木製 おりたたみ こども 子供 幼児 トイトレ トイレトレーニング 補助 様式 トイレステップ
- 3,980円 (税込)
そろそろオムツ卒業を考えているご家庭や、トイレトレーニングをしているけどうまくいかないというご家庭におすすめな『木製トイレステップ』です。
材質は樺材を使用しているので、強度が強いです。また、丁寧に研磨しているので安全に利用することができます。
面倒な組み立ては必要なく、届いてそのまま使うことができます。使わない時には折りたたむことができるため、場所をとらないのも嬉しいですね。
6.おわりに
お子さんがトイレに行くのをいやがる場合は、お子さんの警戒心が強かったり、トイレのイメージが悪い可能性があります。そんなときは、トイレの環境を変えることで、うまくいく場合があります。
子どもなりのペースを見守って焦らずゆっくりとトレーニングを進めています。